老後とは「第二の人生」、夫婦にとっては2回目の結婚生活スタートといえるかもしれません。
こうした老後を迎えた夫婦の悩み・問題を反映したのが、「熟年離婚」と言われるものです。
長年連れ添った夫が定年を迎え、夫と二人きりの老後生活が待っているという段階になって、もう我慢が出来ないという思いで「熟年離婚」したいという妻が増えているのです。こうした背景には熟年離婚をしても、財産分与に年金も加わり経済的に安定した生活が送れるという事実が、熟年離婚の数を増やしているようです。
子供を育て上げ、定年、老後を迎えてやっと家庭に目を向けたときに、そこには心の癒しとなるべき家族がいないという現実・・・。考えただけでも空恐ろしくなります。
しかし、そうした原因は老後になって出来たわけではなく、老後になる前の現役時代に種が植えられているのです。家庭を顧みず、仕事に全身全霊を捧げていたケース。妻には内緒のつもりで「浮気」を重ねていたケース。家庭内暴力(DV)など。
熟年離婚の原因はほとんどが男性側のこれまでの生き方が問題となって起きています。
中には「家族のために仕事を一生懸命頑張ってきて、やっと老後を迎えたのに、離婚だなんて・・・」と頭を抱える男性も多いと聞きますが、その生き方は本当に家族のためだったのでしょうか。
自分勝手な思い込みが、妻や家族に負担を強いていることはないでしょうか。老後を迎える前に自分の現状を振り返ってみましょう。老後を迎えてからでは遅いかもしれませんよ。